あったかいホツトココアをふーふーしながら、ソファーにぽてんと背中を預けて、
動画サイトで見知らぬ人の旅の記録を観るのが、冬の夜のひそかな楽しみです。
先日、旅客機の客室乗務員としてさまざまな国をとびまわっているオランダ人女性が、
フライト先のブエノスアイレスで休日を過ごす動画を眺めていたのですが、
街の景色の中に見覚えのある青紫色の花がちらりと写り込みました。
思わず身を乗り出して「咲いてる!」と大きな独り言をつぶやいてしまったのですが、
「なんて綺麗な街路樹なの、素敵な景色過ぎる・・・」と、夜更けに甘いココアを啜りながら、
思わずきゅんとしてしまったのでした。
フラワーエッセンスヲタクのハートをきゅんとさせた、この植物の名は『ジャカランタ』。
アルゼンチン原産の常緑高木です。
同じ科のノウゼンカズラに似た顔立ちをしていますが、ジャカランタは寒色で、
とても美しい青紫色の花を咲かせます。
春の花なのですが、ブエノスアイレスは南半球なので今がまさに開花期。
なんだか少しだけ不思議な気持ちで、青紫色に染まった街の映像を眺めていました。
さて、オーストラリアンブッシュフラワーエッセンスには、この『ジャカランタ』のボトルがあります。
優柔不断で考えがころころ変わったり、目的のない行動で活力を消費するような人の決断力を高め、
明晰に思考し、計画を完遂できるように助けてくれます。
同じ11月の日に、世界のどこかでは冬の風が吹き、別のどこかの街では春の花が咲く。
私たちの丸い世界では、別々の季節が同時に存在しているのですね。
日本にいる私たちが、冬の日、ジャカランタのフラワーエッセンスを使う時に
『今この瞬間、片側の世界では紫色の花が咲き誇っている』ということを思い出して、
ブエノスアイレスの満開の花たちにアチューメントしてみるのも、なかなか素敵なのではないかなぁ。
ココアのカップで指先をあたためながら、ふとそんなことを思いました。
さて今月より、ComingHome第5号の特集記事、
『世界を旅するやさいとくだもののボトルたち~喫茶カミングホームのとっておきレシピ~』を、
全4回で連載いたします。
本日は1回目として『こころを癒す秘密のレシピ①~ベリーベリージュース』を公開させていただきました。
春のベリーたちが主役のちょっぴりふしぎな物語を、フラワーエッセンスを愛する皆さまに心をこめてお届けいたします。
ぽかぽかのあったかいお部屋で、ソファーにぽてんと背中を預けて、のんびりゆっくりご覧になっていただけたら嬉しいです。
遠い国の、青紫色に染まる春の街に思いを馳せながら。
2025年11月25日
Coming Home編集部 浅野 典子
