世界を旅するやさいとくだもののボトルたち
~喫茶カミングホームのとっておきレシピ~
「白い雪の降る、聖夜のための特製レシピ②
聖なる夜を照らすクリスマスカラーのサラダボウル」
窓の外は、一面の銀世界。
純白にかがやく雪が、静かに、ゆっくりと降り積もっています。
さて皆さま、師走の大変お忙しい中、この教会へ足をお運びくださり、お話会にご参加くださいましてありがとうございます。
皆さまのテーブルの上には、あたたかいお茶とクリスマスのお菓子を、ささやかですが準備させていただきました。
どうぞ、紅茶が冷めてしまわないうちに、そう、その雪だるまの形のジンジャークッキーといっしょに、、、。
ええ、ありがとうございます、これは私の娘が昨夜焼いたのですよ。
そう、よろしければそちらのクッキーを、桃の香りのする紅茶といっしょに召し上がってくださいね。
もしかすると、少しだけ焦げた雪だるまもいるかもしれませんが。
でも焦げた雪だるまって、、、よく考えたら、なんだかちょっと可笑しいですね。
さぁ、それでは、お話を始めさせていただきましょう。
この港町の、海を見下ろす高台の古いビルの中に、『喫茶coming home』があることは、皆さんはもうご存知でいらっしゃいますね。
そこが果物と野菜だけのメニューを出すお店で、旅人を毎日ひと組だけ、特別に迎え入れているということも?
ええ、ええ、やはり皆さま、もうご存じでいらっしゃいますか。
では、このままお話を続けましょう。
あのお店の、やさしい海風が入ってくる窓際に、ちいさな本棚がありますね。
はい。そこに並んでいる本たちが、私はとても好きなのです。
私がよく手に取るのは、そうですね、『夜空に咲く古の花と幻の昆虫』という本でしょうか。
ご存知じの方もいらっしゃるようですね。
はい、そうです。
これは、遠い昔、植物や昆虫としてのいまの姿を手放し、地上から姿を消した後に、次の次元へとシフトした、、、はい、絶滅したものたちの物語です。
彼らはもう幻となった古の生き物ですが、地球で体をもつ生き物としての縛めから解き放たれて、光となって美しく輝き、淡い光を放ちながら、私たちの生きる地上をやさしくみまもる存在へと進化しているのです。
その古き存在たちとの神聖な交流について、詳しく書き綴られているので、私は何度も繰り返し読み続けています。
そのたびに、私自身も少しずつ深いレベルで成長してゆくのを、ハートで感じ取ることができるのです。
それから、、、。
そう、『銀色の星の下で踊る冬の妖精たち』という本があります。
これは、主に妖精に関する民話や伝承を纏めた本ですが、挿絵がとても素敵なのです。
実はこの挿絵は、時刻や季節によって、色が自在に変化するのです。
作者によると、妖精から教わったある植物、ええ、その植物の名は残念ながらまだ明かされていませんが、その葉を浸した神秘の絵の具で、すべて色付けしたということです。
一冊一冊、ある国の小さな工房で、手作業で制作されています。
そうです、それゆえにとてもとても貴重な本なのです。
ですので、この本も幾度開いて眺めたことかわからないくらいですが、ほんとうに、まったく飽きることがないのです。
このふしぎな本棚には、ほかにも魅力的な書物がいくつも、少し見ただけでは貴重な本だとはまったく気がつかないようなさりげなさで、ごく自然に並べてあるので、、、。
ええ、ですので、どうぞ皆さんも、『喫茶coming home』にお立ち寄りの際には、ご自身のための魔法の一冊を探されてみることをお勧めいたします。
さて、そして今宵、皆さまにご紹介させていただくのはこちら。
この魔法のかかった本棚に並ぶ、世界に一冊だけ存在する、聖なる野菜と果物の本です。
『野菜と果物がささやく物語』
そう、実を言いますと、これは『喫茶coming home』の秘蔵レシピ本なのですが、今夜はここから、クリスマスディナーのためのサラダボウルを、皆さまに特別にご紹介させていただきたい思います。
白い雪の降る、聖夜のための特製レシピ
『聖なる夜を照らす
クリスマスカラーのサラダボウル』
『クリスマスを飾るあざやかな赤色』
スピリットインネイチャーエッセンス『トマト』
ハートに宿る赤く神聖な炎を燃やし、強さと勇気の質を高める。
『クリスマスを彩る穏やかな黄緑色』
スピリットインネイチャーエッセンス『レタス』
愛する人たちとにぎやかにクリスマスを祝った後に、感情をしずめて内なる静けさを取り戻し、聖なる夜をおだやかに過ごせるように。
『クリスマスを祝うかがやく黄色』
スピリットインネイチャーエッセンス『コーン』
聖なる誕生日を迎えて、新たに生まれ変わるために。古い思考や習慣から脱却し、フレッシュな気持ちで、ポジティブな意欲とエネルギーを高める。
『クリスマスを楽しむ純粋な緑色』
スピリットインネイチャーエッセンス『スピナッチ』
わくわくとサンタを待つ子供のような純粋なきもちで、親しい人たちとともに、または内なる子供とともに、聖夜を楽しく過ごすために。
☆☆☆
これは世界でたくさんの人がお祝いをする聖なる日に、楽しく穏やかに過ごすために、そして内側でより神聖な体験を深めるために組み合わせた、新鮮な野菜を使ったサラダレシピです。
あの喫茶店のクリスマスディナーにも、もちろん使われています。
ええ、そうです。
あなたのおっしゃる通り、実はあの喫茶店を営んでいる女性は、私の長年の友人なのです。
私はいつも、魔法の本棚のそばにある窓際のテーブルで、読書を楽しむことが多いです。
お店の窓から、海を眺めながら過ごす時間は、私にとってかけがえのない素晴らしいひとときです。
そうそう、私の娘もこの本棚が大好きなのです。
ですので、魔法の本を開きにゆきたいと言って、時々ここを飛び出してゆくのですよ。
その時はいつもこの教会の庭に咲く花を摘んで、色とりどりに束ねて、娘に託しています。
高台の喫茶店にいる私の親友のもとへと、新鮮な花の香りを届けるのは、昔からずっと彼女の仕事なのです。
さて、今宵は蝋燭の灯りの中で、魔法の本棚に護られた秘密のサラダレシピについて、お話をさせていただきましたが、皆さまいかがでしたでしょうか。
外では美しい雪が舞っておりますので、足元を照らしながら、ゆっくりお帰りくださいね。
それではまた来月、ここでお会いいたしましょう。
Merry Xmas!
Coming Home編集部 浅野 典子
2025年12月21日公開